こどもたちの”今”に寄り添う

先日、講座を開催しました。 今回はただ私が話すだけではなく、 参加してくださった皆さんの「今の子育ての悩み」や「お子さんの様子」について、 お話を聞かせていただく質疑応答の時間を取りました。 SNSや本、いろんな情報があふれている時代。 でも、やっぱり気になるのは 「目の前の我が子の困りごと」 小さな違和感、ふとした不安。 それはきっと、誰かの言葉ではなく、 自分の感覚で気づくものかもしれません。 どんな様子なのか、どんな行動が気になるのか。 お母さんが困っていることは? お子さんが本当は伝えたい、その行動からのメッセージは?...

自分の基盤

誰のために? 何のために? 私は、何かを始めるとき、 何かを届けようとするとき、 イベントの告知の時、 活動の準備をするとき、 こどもとの活動のとき、 心の中でいつも問いかけています。 「これは誰のためだろう?」 「これは何のためなんだろう?」 ただなんとなく…ではなく、 その先にいる“誰か”の顔を思い浮かべながら、 その先の未来を見ながら、 一つひとつの行動をしています。 最近のクラスでの出来事です。 その日は、体験の方や見学の方が来てくださったのですが、 その方々が帰り際に、こう言ってくださったのです。...

答えはその人の中に。

最近、不思議なことがよく起こります。 クラスやお話会に来てくださる方が、 ふと話し始めたと思ったら、気がつくと涙を流されています。 そして最後には、 「なんだかスッキリしました」 「来てよかったです」 と笑顔で帰っていかれることが多いのです。 私は特別なことをしているわけではなく、 ただ話を聞いているだけのことがほとんどです。 「こうしたほうがいいですよ」なんて、 アドバイスをするわけでもない。 ただ、ふっと思ったことをお伝えしたりするだけ。 むしろ、私のほうが聞かせてもらっている、 という感覚のときもあります。...

講座を出すにあたって。

人とのつながりは大切だけど、 ときどき、自分の心を置き去りにしてまで誰かに合わせてしまうこと、ありませんか? 私は、自分の心を大切にできる場所に 身を置くことを丁寧に選んでいきたいなと思っています。 女性は特に、 他の家庭の子育てや育児、家庭環境、 夫婦関係、色々なものが気になる生き物です。。 「あの人のことだけど、実際どうなの?」 「あんなことやってるけど、自分の子どもはね…」 女の人の集団では、そんな声があがります。 わたしは思います。 どれだけ完璧な子育てをしているんだろう? さぞ立派な性格なのだろうな。...