西之表での生涯学習の開講式がありました。

tempoからは少し遠い場所でも、こうして新たな出会いがあること、

普段はなかなか関われないお子さんたちと一緒に時間を過ごせること、

とても嬉しく思います。

昨年度の生涯学習の後半では、こどもたちの会話の中に

「その作品、〇〇くんらしくていいね!」という言葉が聞こえてきました。

私はこの一言が、とても印象に残っています。

活動では、いつも丸くなって、

みんなの作品が見える形でアートを楽しみます。

熱中して、ふっと息を抜く瞬間。

静かに周りを見渡して、自分のタイミングを待つ子。

それぞれのリズムで、ゆっくりと作品が形になっていきます。

そんな中で生まれた「〇〇くんらしいね」という言葉は、

その子の“らしさ”をみんながちゃんと見ているからこそ出たものなんだろうなと、とても心に残りました。

たとえば、いつも選ぶ色。

落ち着く色、好きなテイスト、逆に落ち着かない色。

選ぶものって、本当に人それぞれです。

でも、その自分の”好き”に、

子どもたちは少しずつ気づきはじめています。

「これがいいな」と感じる感覚。

それはきっと、他の誰でもない

“その子自身”の中にしかないもの。

正解のないアートだからこそ、

「自分は何が好きなんだろう?」と

気がつくものかもしれません◎

もしかしたら、これからの人生で、

“正解”があるものに惹かれる時期もあるかもしれません。

自分の手で、自分の心地良いと思うものを

見つけていく経験を沢山作れたら良いなと思います。

それはきっと、その子にしか持っていない感覚で

みんな違うもの。

そして、その感覚を大切にしている

まわりの子たちがいるアートの時間。

その子らしさ”に触れられる日々を

始められることが

今からとても楽しみです♪

抽選に落ちてしまった方も、

もしまだ受けさせたい!!!と

思ってくださる方、わたしがアートを

行う理由に共感してくださる方は、

できる限りの

対応させていただきますので、早めの

連絡をお願いいたします。

大自然の島、種子島でのこどもたちとの

アートの活動を楽しみにしています🎵