みなさま、毎日お疲れ様です。
昨日は、未就園児の打楽器演奏会でした♫
イベントで私が意識したこと、
感じたことを残しておこうと思います。
私ができることって何だろう?と
いつも意識をしていて、
せっかくアートのイベントをするのなら、
普段、こどもの家でやっているような
要素や視点を取り入れてみようと思い、
“作ること”や”できたものの発表”が
目的にならないような
楽しめる過程を意識しました。
私のアートタイムでは、いつも
対象の年齢が作れる楽器を考えた時に
クオリティーや口に入れたりする
安全性なども考えて準備をします。
目的を”楽器を作ること”よりも他の部分に着目したのは理由があります。
前回の親子アートクラスの日に
ビーズが気に入って
楽しくなり、ずっと手のひらや指先で
触り続けたり、つまんだり、パラパラパラーと
しているお子さんがいました。
感触も音も楽しんでいました。
その日は、ピーズをパーツにして
オーナメントを作る日だったので、
最終的には、
“もうーやめてー!”とお母さん!
そうなりますよね。。
“今日はこれ!この作品作りに来てるんだから。”と
“ビーズパラパラーって、
それをやりに来たんじゃない”と伝えていました。
みんな、いつもそうなります(笑)
最初は、つまんではめたりを楽しみますが、
途中から、ある瞬間から、ハッとスイッチが入るように
うわーーーっと手を全体入れ込み
ジャカジャカしてみたり、
パラパラパラーっと自分の背より
高い位置から落としてみたり(笑)。
でも、よーく見ていると、
こどもの手は、パラパラーとする時に
手のひらが開いたまま待っているんです。
最後の一粒が手のひらに残り
時差でポトっと落ちる⭐︎
小さいこどもの手は体温が高いので
ビーズが手のひらにくっつくのです。
だからその”時差”が面白くて
何度もやりたい!となっていることに気がつきました。
前回にお子さんの姿を見て、お母さんの
「作ろうよ!」
「作るよ!」
「もうやめて!」
となる流れからみんなが必ずと言っていいほど通る
“ジャカジャカ〜”のかき混ぜ体験を
あえて、取り入れてみようと
ビーズを大きめの容器に入れてお母さん方にも
活動前に、こどもの興味点の話を
お話をさせていただきました。
こどもたちは、みんな小さな手で
一所懸命、握ります♡
このお写真の子なんて、
屈伸させて全身運動しながらの
ビーズをつまむことをしていて、
全身と微細を使うその姿が
尊くて、可愛かったです♡
その掴み取りでとったビーズやどんぐり、
パーツを自分の容器に入れるのが
子どもたちのおしごと!
そこまではお子さんと楽しんでやってもらって、そこからはお母さんの出番かもしれません♫とお伝えしました。
こどもたちは、ビーズを掴むこと、
掴み取りをして容器に入れるところ♡を
楽しんでもらいます。
こどもの集中力や興味点を考えての目的でした。
楽器を作る前に行った”音さがし”でも
“普段は家で” やめて〜”と言われることも
“今はOK!ここならOK!”
普段は、親目線で
家であまりしてほしくないことを
自ら提供をしませんよね。
え?やっていいの?というような
こどもたちの楽しそうな表情!
やってみてよかったです⭐︎
音探しの時間も楽しめました。
太鼓の上に小さく切られたモールを
乗せて叩くと、音によって
振動でモールが揺れる♡
そんな発見をしたり、
石と石をぶつけ合った時の
音を聞いた子が わかりやすく
パッと両目がまんまるになったり、
嬉しい一場面でした♡
出来上がった楽器の
紹介ができる子は紹介をしてもらいました。
手作り楽器は、
風船を伸ばしてポンポン鳴る楽器&
振ると音が鳴る楽器になりました。
モールをもって帰ってもらい、
風船が劣化したら、後でビーズを取り出して
ブレスレットにしてもらえるようにしました。
こどもの家tempoでも
ブレスレット作りは大人気です♫
いつもの活動で見ているこどもたちへの視点、
お母さんへの言葉掛けは、
場所や状況が変わっても同じだなと思い
今回、意識した点でありました。
みなさん、お子さんがいる中で
目を見てお話を聞いてくださり
とても嬉しく良い時間になりました。
ありがとうございました。
今後も、私だったらそこに何を取り入れて
大切にしていることをお伝えできるか。
その視点を忘れずにいようと思います⭐︎