東京のあきる野市に
日本初のモンテッソーリ小学校が出来るそうです!
働きながら夜間学校に通っていたあの頃。
2年生の先輩にいたのが
そこの園長をされていた方。
いつか、できたら良いなと思っていました。
ご興味のある方はぜひ!まだ間に合います。
イタリアのモンテッソーリ視察研修に
28くらいのときに行かせてもらいました。
モンテッソーリアンの
資格を持っていないと行けない研修でした。
イタリアの様々な施設を回り、子どもたちの様子を見学させていただきました。
それぞれが自分のやりたいことを
自主学習していて、聞いてみたら
小学校だけど、教科書がないんだとか!
こどもが主体。
驚きました。教科書通りに進めるのでなく
日々のお集まりの中で
子どもが決めたことが日々の活動。
テーマは先生が決めることもあります。
そこから子どもたちが何を考え、
何をしていくか。
教科書もない。でも、
この卒業するまでの間に自分たちで
自分の選んだものに関しての教科書を作る。
途中でテーマが変わる子も時々いるそうです。
小学校だけど、みんなが活動をしていて、
それぞれのタイミングで、おやつを食べている。
パンやバナナ。家から持ってくるそうです。
そして集中力がすごい。楽しそう。
折り紙をあげると、不思議そうに
喜んでくれました。
モンテ園を卒業されている著名人には
Amazon、wikipedia、Google
facebook、Microsoft、Appleなどの
創業者、開発者が多くいます。
(講話で使ったスライドを引用)
モンテッソーリ教育で学んだ卒業生たちは、ほとんどの方がモンテッソーリの学校を
設立されているのが印象的でした。
Google創業者のラリーペイジ氏の言葉
自分で動機づけをして世の中に起きていることに疑問を持つようになった。
発明家のトーマスエジソンは、
学校では、自然を観察したり、手で物を作ったりすることを教えるべきなのに、事実を暗記することばかりで独創的な思考が生まれない。モンテッソーリ教育は、学ぶことを楽しくしてくれている。
と残しています。
Google共同開発者の2人は
大学に入ってから出会い、お互いに
モンテッソーリ教育を受けてきたそう。
何か表現したいことがあるから絵を描くのであって、先生に言われたから描くのではありません。
と、面白いことを言っていますね!
そんなこと言われたら先生はもう大変(笑)!
圧倒的な集中力があるんだろうなと思います。そして、興味のあることを探求⭐︎
追求していく時にストレスなく習得でき、一生消えない時期を使えたのも、幼い頃からの楽しい学びの習慣が、出来ていたのかもしれませんね♫
日本で言うと、卓球選手の平野美宇さん。
家でもお母さんが“自分で選択して自分でやる”という行動を日常生活の中に取り入れていたそうです。
小3では、卓球の練習メニューも自分で決め遠征時の着替えの支度からお弁当まで全て自分で用意していたそう。
すごい徹底ぶりです!
今の私には真似できない!笑
将棋の藤井聡太さんの親御さんは、
何かに熱中する時は、やり遂げるまで
決して邪魔せず見守っていたそう。
目の前のその子が何に興味があるのか、
その子の発達も含めて、よく観察して
何を用意するか、
時間も手間もかかることですが、
一人ひとりが自分の人生をより良いものにしていくために
何かできることはないか、種まきをして、
そこに愛があるからできることだと思います。
その種から花を咲かせていくのは自分。
もしかしたら一年後かもしれないし
もっと時間はかかるかもしれないけれど、
この子にとっての人生、
そのキーワードになるような
興味や得意が見つけられたらそれはもう
人生を導いてくれることでしょう。
実は私がモンテッソーリに興味を持ったのは
転職したことがきっかけでした。
モンテ園で働いていましたが、
モンテ園から離れて転職したところで
驚いたのが、こどものたちの姿。
なんであの子たちは
あんなに落ち着いていたんだろう。
そこから興味を持ちました。
他人への優しさ、思いやり。
自分の人生をより良いものにしようというところに
エネルギーを使っている子どもたち。
でも、自分も経験してきたことだから
つまずいてきたところもわかり、
周りのこともよく見ています。
自然と手助けできる子どもたち。
隣の人を思いやることのできる世界平和が
モンテッソーリ教育の最終目標です。
そんなところに惹かれて、
モンテッソーリの小学校ができること、
とても嬉しく思います‼︎
そこにある事実。
例えば今起きているニュース。
どうしてそうなるのかな?
あなたはどう思う?
じゃあ、あなたが今できることは?
そんなことをお集まりで話し、
タスクではなく、そこに時間をかける。
右向け右の時代、戦争前
日本でも取り入れられていた
モンテッソーリ教育が排除されました。
今、こうして形になっていること
歴史を感じます。そして時代の変化。
世の中の動きも感じます。
これからの日本を作っていくのは子どもたち。
きっと私たちよりも
すごいことを考えて、行動して
アイディアを出して
発明していくのだろうと思います。
今は大人の管理下の下にいるかもしれない
子どもたち。
きっと私たちを超える子どもたち。
花を咲かすための最初の種まきと
その根っこと土を守る愛は、
私たち大人の役割かもしれません。