今月も古市家住宅にて、

古市家塾を行いました。

テーマは

「お世話になった方へ送る絵手紙」

今年の終わりにみんなで描きました。

校長先生が伝えてくださった言葉。

絵手紙は「上手じゃないほうがむしろ良い」

「下手な方が味が出て素敵になる」という

導入がすごく良い言葉で、

みんなのスイッチを入れる言葉でした。

あえて、ふらっとした文字を

筆ペンを落とすようにして描いてみよう!

私も試行錯誤したことがありました。

古市家住宅は、制限もあり、

絵の具を流さないようにしたかったので

どうしたら絵に色を乗せられるだろうか。

ペンだけでは色が硬いなぁ。

そんなことを考えながら試作をしていたら

ふわっとした優しい絵が出来上がりました。

ペンだけではつまらないなぁという

一工夫から生まれた技法で今回は

色を載せていきました♡

ふわっとして優しくて温かい絵。

みんな描くもののテイストも違ったり、

画材も人それぞれ。

今年にありがとうを書く人もいれば

来年によろしくねを書く人もいて

楽しい時間はあっという間♫

冬の古市家は、風が入ってきます。

そんな少し肌寒さを感じながら

” 昔の人はどうやってこの寒さを防いでいたんだろうね。”

“着物を着ていたのかな?”そんな会話も

聞こえてきました。

最後に、お気に入りの一枚を選び

南界小学校に飾らせていただいています。

「なんかー、自然を描きたい!葉っぱとか、この庭を描いてみようかな」なんて男の子も!

素敵な作品がたくさん出来上がりました。

この場所を残したいと思ってくれたようです。古市家のご先祖様も喜ばれているはず♫

描き続けた子は4、5枚描く子も♫

子どもたちのセンスは素晴らしいです♫

歴史ある文化財の中で

保護者の皆様、校長先生のおかげで

こうしてシートを敷くところから

机を並べるところ、片付けまで

素早く出来ました。

ありがとうございます。

寒い冬はつい、こもりがちになりますが、

こうして自然の中で過ごす時間も良いものですね。

来月も楽しみです♫

南界小学校に今回の作品を一枚ずつ

展示していますので

見に行かれてくださいね。