私は、マンモス園で園児数500人の園に勤めていました。
先生だけでもトータル100名ほどいる園でした。
そして小規模園でも働いていました。
約10年間、保育士、幼稚園教諭をしてきたなかで
いつか、自分に子どもが出来て子どもを預けるとしたら・・・
どんな人に安心して任せられるかを常に考えて、客観的に見ていました。
自分自身も、振り返ると若いとき、
子どもを産む前は、
自分自身の体調や、家族の状況、精神状態、心が安定していなかった時もあります。
子どもの大切な時期に向き合うのに
失礼だなと思う時もありました。
体調のことで辞めましたが、
プラスで思っていたことです。
子どもは、
いつも親の顔、先生の顔をよく見ているからです。
TVにも出るマンモス園では、
毎日、1日の始まりに会議があり、
保育中は仕事以外のことは私語は禁止。
リアルタイムなこと、変更事項は
インカム、PHSでの共有。
目の前のこどもと全力で向き合うことを学びました。
後に小規模園では、
1分1秒お給料が出ているのだから、
何をするか、仕事は自分で見つけなさいという園でした。
今より若い頃は
この人は何をしにここに来ているのかな?
そんなことを思う場面にも沢山出会いました。
私が思う”預けたいと思った先生”
“安心して預けられる先生は、
子どものことを
常に考えくれてそこに愛がある先生。
人の悪口を言わない先生。
(プラスの変換ができる先生)
個性を受け止め、
一緒に考えてくれる先生。
働きながらも、自分がまだ
子どもがいない時にもその視点で
色々なことを見てきていました。
その先生たちって今でも
パッと顔が浮かびます。
いつ会っても同じ人って
自分の機嫌のとり方を自分で知っていますよね。
嫌なことがあったとき、ある時、
人生、そっちの方が多いのかもしれません。
自分の感情を、
自分で納得して切り替える。
子どもたちにも伝えたいことです。
なぜそういうことが起きているのか、
そこから何を学び、何を悟るか。
自分はどうしていくのか。
起こることは全部
意味があると思っています。
人は人。良い時も悪い時も
自分の人生を
楽しみながら生きている人でいたい。
小さなことに幸せを見つけて感じられる人でありたい?
そんな自分を、息子にも見てほしいと思う今です。
人のことを悪くいうのは簡単。
じゃあ自分はそんな完璧な人間なのかな?
自分のことは自分では見えないし、
物事には対極があるように
みんなに好かれるなんて不可能。
そんなに話したこともないのに
勝手に嫌われてることもよくある。
でもそんなことはどうでもよくて、
わたしは今、
自分のエネルギーを使いたい場所に
使えていることが幸せです。
目の前に来てくれる人の声を
これからも
大切にしていきたいと思っています。
人生ってそんなに長くないから、
時間が勿体無い。
飛び交っているものにも
時に気づかないフリをして、
目の前のこどもたちの笑顔と幸せを
作る努力をこれかもしていきたいなと
ふと思ったところでした。
今までは、父のことで
心が東京にある時もあって
やっと今ここからまた
再スタートだと思っています。
わたしのおしごとは、
そこに流れる空気を
心地の良いものであるように努めることです。
その環境は、人的環境と物的環境が
整わないと生まれないものです。
難しい漢字だけど、読むまんまです。
人も大事な環境の一部。
幼少期、成長期に誰と出会うか
どこに身を置くかはその子の
人生にも左右するくらい大きなこと。
子どもたちは、大人よりも敏感で、
心もからだも頭も成長する時期だから。
必要なところにエネルギーを使って
成長していけるように。
あぁ、あの場所にまた行きたいな。
そう思ってもらえるように
心がのびのびと育つ場所を
これからも作っていきます♪
それぞれのテンポ。
あぁ、幸せだなぁと思う鼓動。
あなたは何をしている時に感じますか?
集中顔、爆笑顔。
たくさん生まれる場所を
これからも作り続けていきます。